新採用職員向け接遇研修

新採用職員向け接遇研修を終えて…

 

本日は、研修講師のお仕事のことを…

先週、オンラインで
令和4年度 新採用職員研修

「接遇応対」

の講師を担当してきました。

 

今年度採用された、
高卒・専門学校卒の職員向けの研修です。

なんと、画面の向こうは100人弱

 

画面をスクロールすること4回かな…苦笑。

 

 

 

新人公務員への研修ですから

税金を投入して行っている研修です。

 

みんながシッカリ受講し、
公務員としての自覚を持って働いてもらうための研修です。

 

集中力を欠かすことなく最後まで受けてもらわねば!

それが私の重要ミッションです!!

「積極的に参加しようと思いました!」

 

事前打ち合わせで…
地域によって
回線状況が不安定であることを伺っていましたから…

「研修生とのコミュニケーションをどのように取るか?」
が課題の一つでもありました。

 

通常なら

「では、この質問ですが…〇〇支局の△△さん、お願いします」

とか言うのですが…これだと、時間のロスが予想されます。

 

なので…

今回は「チャット機能」を随所に入れました。

 

さすが!今の若い方々です。

 

私の問いかけに対し、サクサクと打ち込んでくださいます。

 

 

それを読み上げていくと

他の研修生たちも『うんうん』と大きくうなずいています。

 

自然にリアクションが多くなってきて

 

研修終了の挨拶をしましたら…

拍手の代わりに大量のハートマークが!!

 

 

めちゃめちゃ飛んでいました~♪

 

なんて嬉しいんでしょう!!

 

終了後のアンケートには…

「それぞれが自分の意見を持ち、相手の意見を聞き、まとめることが
できて有意義なディスカッションができた」

 

「実際に電話対応をしてみて、声が小さかったり、
正確に聞き取ることができなかったり、と改善点も見つかった。
接遇の講義は全て分かりやすく、充実していた」

 

「チャットに対しての反応がもらえるためより積極的に
参加しようと思えた」

 

と、嬉しいコメントをいただきました。

 

 

このように文字・音・動作・アイコンなどで

コミュニケーションを取れる世代になってきたんだな…

と嬉しくなりました。

 

若手の変化

 

講座中、発表のシーンもありました。

教わったことをすぐに取り入れて

ハキハキと発表してくれる姿に理解力の高さを感じました。

 

 

新人研修を15年以上も行っていると・・・

年々、若手の変化を感じます。

 

若手は大人世代から

ちょっと誤解を持たれるかもしれません。

 

確かに、

「正解を欲しがり」

「主体性」

が無いように感じることも多々あります。

 

しかし、

「成長したい」

「目的をもって学びたい・仕事をしたい」

 

と思っているのは
大人世代の比ではないように感じます。

私の周りには年々増えています。

 

彼らの動きにストッパーをかけているのは

我々大人世代の

「固定概念」や「先入観」、

「イマドキの若い者は…」

「これくらい当然だろう」

という穿ったものの見方が原因かもしれません。

 

「なんのためにこれをするのか?」

「これをするのと、しないのでは何がどう違うのか?」

「これを知ることで、どのように変わっていくのか?」

 

などを、丁寧に伝えることで

彼らは自分の足りない所に気づき

それをどのようにすれば補えるのか

何を練習すればいいのか?

 

そんなことを考え実行することが出来ます。

 

「やれと言われたらやれ!」

「仕事だからやる」

 

勿論、
そういうものが多いのが現実です。

 

でも、

それだけでは仕事への意欲が湧きません。

 

仕事への意欲が上がらなければ

 

生産効率、作業効率が上がりません。

 

 

あなたの組織は
そんな指示命令をしていませんか?

 

あなたの働いているところはどうですか?

 

研修講師として
企業・官公庁に関わって15年以上経ちますが

 

 

組織の長が研修(学び)を受けないようでは

その組織に成長と繁栄はありませんね。

 

そんなところは、

「前時代的(昭和感満載)」

部下指導をしているところが多いです。

 

 

対して、
官公庁は、そこの教育体制が整っているところが

「多い」(全部ではない)

と感じています。

 

「ちゃんとして」が求められる組織だからでしょうね。

どの規模であろうとも学びは必要

 

これは…

どんなに小さな会社でも同じことです。

1人社長ならその社長が

社員3名ならその3名に

社員200名ならその200名に

継続的な学びを与えることで、
成長を促し組織の成長につなげる…

 

これを実行していかないと…

若手の離職率は高くなるでしょうし

組織の繫栄もままならなくなるでしょうね…。

 

 

あらあら、

新人研修の話から

組織の人財育成の話に代わってしまいました。

 

 

結びで申し上げたいのは

若い人たち…期待できます。

その若い人たちに恥ずかしくない大人世代になっていきましょう!

 

 

 

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本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

 

 

ビジネスコミュニケーション ビズコム
コミュニケーションコンサルタント

﨑野 希実子

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