「お子さんの就活が上手くいっていない…」親御さんへ

『やりたい仕事に就きなさい』なんて、言っていませんか?

 

ブログをお読みくださり
ありがとうございます。

 

オンライン就活希望塾Pentas
﨑野 希実子です。

 

ちまたによくある就活のアドバイスで

「自分が何をしたいのか?」
とか
「好きなことを仕事にしよう」

とか言う人がけっこう居るんですけど…

 

それって、難しくないですか?

 

お母さんはどうでしたか?

 

お母さんに伺いますが…

「あなたが18歳や20歳、
22歳の時に何がしたいか分かっていましたか?

今している仕事って、
その時に思った仕事ですか?」

 

 

どうですか?

私はやってみたかった職業に

諸般の事情で就けなかったので…

就職浪人とかない時代でしたから

諦めて
目の前にある就職先に決めました。

というか…

決めざるを得ませんでした。
就職難でしたし…。

今のこの仕事に就くまでに、
35年間…
紆余曲折しています。

 

じゃあ、

恵まれた昨今の学生代表として
我が娘の就活期の話ですが…

 

「何かしたいことってある?どんな仕事に就きたいの?」

と娘に質問したら

「全然、思いつかない…」

って返事が返ってきました。
大学3年生の春です。

 

予想通りでした笑

 

昔ほど、
将来への展望が明るくないせいなのか
憧れる職業が思いつかないのか…

「何になりたい」
とかの話を

友人同士でもしないようですね。

 

時代の流れかもしれませんが…

自分の将来を真剣に考えるのは
就活を『やらなきゃ!』と考え始めたころだと思います。

 

いやいや、もしかしたら、
いまこの瞬間かもしれません。

 

だとしたら…
そんなこと聞いたってキツいですよね。

 

人というものは…

人は…

知らないこと
想像つかないことや
難しいことについて

「考えろ」と言われても

嫌な気持ちがして
逃げたくなるものだと思います。

考えるのを辞めてしまう人が多いです。

 

なので、就活生を抱える親は
そこを踏まえて、

「一緒に考える」

というのが、良い立ち位置でしょう。

 

 

今日の本題

 

上手くいかない原因

①知らないことを知らない

 

ということで
子どもたちが
どのくらい知らないかをお伝えしましょう。

以前、
高校生に向けて労働局が主催する
「職業講話」
に登壇し

延べ30校近く担当しました。

 

 

講話のテーマは

「働くとは?」
「企業が求める人材像」
「学校と社会の違い」などです。

 

その時に、必ずした質問があります。

「あなたの知っている、
『職業』を3分で書いてください。
 『職業』が思いつかなければ、会社名でもいいですよ」

 

 

いくつ、書いてくれると思いますか?

というか、あなたはいくつ書けますか?

職業を知らない高校生

 

当時の高校2年生、3年生の書いた「職業」

先生
警察官
消防士
公務員
銀行
マックの店員
コンビニの店員
医者
看護師
病院の事務
スーパーのレジ
パン屋さん
美容師
バスの運転手
JR北海道

これらのうちの5~6個です。

10個あげることができたら優秀です。

 

 

この解答って

「高校生に聞きました」

って言わなきゃ、

『答えたのは小学生か?』

と思いませんか?

 

高校生でも、

自分の身近なもので、
自分が直接利用していないと気づかないんです。

 

その程度の知識で何を選べるのでしょうか?

大学生も同じようなもの

じゃあ、大学生になったら

『もっと、幅広い職業に興味を持っているに違いない!』

と思いたいですよね?

そんなことはありません。

 

自分がよく目にしている
大きな会社しか目に入りません。

札幌の就活生に

「知っている民間企業は…?」って聞いたら

北電
北ガス
北洋銀行
北海道銀行
北海道新聞
NHK
ニトリ

ツルハ
アインズ
なの花薬局

六花亭
石屋製菓
きのとや
JR北海道
大丸デパート

とか…

公務員なら…

札幌市
道庁
国家公務員

とか…

裁判所が出てきたらいい感じですね。

 

 

理系の大学なら
少し違うと思いますが
文系ならこんな感じです。

 

ザックリなんですよ…

似ていませんか?高校生と

結局は、自分が利用している会社です。

公務員は、札幌市以外は一括りで「公務員」なんです。

 

で、その
知っている企業しか受けていなかったら…

全敗でも不思議ありませんね。

 

教えてもらってから調べる現代の若者

 

なんにも知らないんですよ。
自分で調べませんから…。

周りに関心がないので
気がつきません。

 

流れてくる情報を
キャッチすることしかしていないので。

 

最近の学生さんたちは
ググることすらしなくなってきました…。

 

もちろん、全員じゃないですよ。

調べる子はめちゃめちゃ調べて、
こちらも脱帽です。

二極化が激しいなって感じています。

 

 

 

知らない状態のまま
就活をしていても上手くはいきません。

「いやいや、そんなことはないでしょう。
 就活って企業や職業を
自分で調べて行動していくことでしょう?」

って聞こえてきそうですが…

 

それができていたら…
今ごろは、
参加したインターンシップ先から

「あなたに特別な面接試験を受けてもらいたいのですが…」

って、オファーが来ていますよ。

 

ということで…

まずは、
仕事や会社を知る努力から
始めるように促してくださいね。

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