2019/02/10
スマートな雪道のすれ違い方。あなたはどうしてる?【身近なマナー2】
♦接遇マナーと職場のコミュニケーションについての 悩み・困りごとをご相談ください。♦
♦現場に合った接遇マナーとコミュニケーションスキルアップの仕方を分かりやすくお伝えします♦
♦働き方改革は勤務時間だけではありません。コミュニケーション改革が求められています♦
毎日、寒い日が続いていますね。
この週末は特に冷え込みました。体調管理は重要課題です!
路肩の雪山も大きくなりました。
歩道も けもの道のように、人ひとり歩くのがようやっとです。
そんな歩道ですから、他の人とすれ違うのはちょっと大変ですね。
皆さんは、どうやってすれ違っていますか?
私は、いつも荷物が多く、歩くのも遅いので「すれ違うな」と思ったら
一旦立ち止まり、先に通ってもらいます。
すれ違う人の仕草や行動は人それぞれです。
軽く会釈をしていく人。
「すみません」「ありがとうございます」など声をかけてくれる人。
一瞬、お互いに譲り合って「どうぞ」「どうぞ」となる人。
知らない人ですが、何となく嬉しくなります。
阿吽の呼吸というか、コミュニケーションが取れたような気持になります。
こんな日は、その後、ふんわりとした いい気持ちで過ごすことができます。
そして、このような一言をかけてくれるのは高校生くらいのお嬢さんや、
品の良い老婦人、時々、ビジネスマンからもあります。
若い方が礼儀正しいと特に嬉しい気持ちになります。
これからの世の中を作っていく方々ですからね!日本の将来に期待が膨らみます!!!
「袖触れ合うも多生の縁」といいます。
知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、
前世からの深い因縁であるということ。 雪道ですれ違うのもそんなご縁ですね。
ぞんざいにしないほうがいいでしょう。
ちょっとしたあなたの行動が誰かに見られているかもしれません。
ちょっとした他人への思いやりが、あなたのこれからに繋がっているかもしれません。
何気ない普段の行動、大事にしましょう。
もし、あなたが「会社の中がギスギスしているな…」と思っていたら
普段の何気ない行動、仕草、言葉がけを見直すだけで
人間関係がうまく回るかもしれませんよ。
「ちょっとごめんね、お願いできるかな?」
「今、忙しいですか?」
「どうもありがとう、助かったよ」
部下だからやるのが当たり前
家族だから言わなくてもわかるだろう
こんなこと、いちいち言わなくてもいいだろう
小さなことをおろそかにしてはいけません。
言ってくれなければわかりません。
言葉と態度で表してくれなければ、わかりません。
相手を思いやり、相手の立場になって、言葉と態度で表現する
それがマナーです。
「相手」とは、自分以外のすべての人です。
コミュニケーションとマナーは繋がっています。
皆さんは、どうですか?
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接遇マナーインストラクタ 﨑野 希実子