「認める」って大事!やる気・勇気・元気が出るポイントとは?

2019/05/18

「認める」って大事!やる気・勇気・元気が出るポイントとは?

『ほめましょう』と言われるが
出来ていないものを褒めることはできない

確かに、その通りです。

でも、出来ていないからといって
何もしていない訳じゃない。

その人がしていることをちゃんと見ていますか?

今日のポイント
「認める」って大事!

ヤル気・勇気・元気は認められるとどんどん出てくる!

あなたの一言で見違えるほどの「人財」に変わるポイントとは?

管理職研修 第二弾は
「認める」「ほめる」です。

管理職の大切な仕事の一つに「面談」があります。

最近では、定期的な面談を行う企業さまが多くなっています。

月に1回設けている企業さま。
四半期に1回実施している企業さま。
半年に1回の企業さま。

内容は、社員の方々の最近の仕事について
職場の人間関係について、
時には込み入った個人的な内容まで多岐に渡ります。

なぜ、そのようなことをするのか?

それは、社員の皆さんの心と体の健康管理の一環。
企業のリスクマネジメントの一環でもあります。

また、円滑で円満な職場環境作りに欠かせない
コミュニケーションツールの一つです。

皆さんの職場でも、面談が行われていることでしょう。

●質問①
あなたは、面談する時に次のような言葉を言っていますか?

□最近、調子はどうですか?体調に変わりはありませんか?

□いま、困っていることや悩んでいることはありませんか?

□この前の△△の報告書、よくできていましたね。

□いつも無事故・無違反で業務を行ってくれて助かります。

□君のチームはいつも雰囲気がいいですね。何かコツがあるのかな?

□今期も一生懸命に働いてくれて、どうもありがとうございます。

 

いかがでしょうか?
勿論、内容が同じであればOKです。
2つ以上言っている方は、良い上司に違いありません。
この先は読まなくても結構です。
(本当は読んで欲しいです)

●ついつい、面談がお小言になってしまう

「面談」は個別で時間をとり、ゆっくりと話ができる時間です。

しかし、ともすればその時間は普段気になっている「お小言」のオンパレードになりがちです。

何故なら、
他に人がいないから、みんなの前で言えない失敗について話を聞いてみたい。

ちょっと小耳にはさんだ良くない噂の真相を確かめたい。

何回言っても改善しないから、今日はきつく言ってやろう。

 

なんて気持ちが働き、本来の目的ではない内容になっていませんか?

気持ちはわかりますが、そんな状況でスタッフの本心を聴き出すことができますでしょうか?

 

・社員の皆さんの心と体の健康管理の一環。
・企業のリスクマネジメントの一環。
・円滑で円満な職場環境作りに欠かせないツール。

の役目が果たせますか?

人は責められると、守りに入ります。
心を開くことが難しくなってきます。

「北風と太陽」のお話と一緒です。


その人のことを思って口にしたことも、

キツいことばかり言っていては、
なかなか本人の気持ちに届きません。

「また始まった」
「いい加減、うるさい」
「どうせ、わかってくれないんだ」

と心を閉ざすばかりです。

●面談には準備が必要

皆さん、ご存知のように面談を始める前には事前準備が必要です。

メンバーの業務実績や営業成績、
今期の目標・達成への計画など

話さなくてはならないことがたくさんありますね。

その中に、メンバーの良いところは入っていますか?

直接実績や成績として
数字には表れていなくても

そのメンバーの勤勉さや明るさ、
接客時の表情、などご覧になっていますか?

ともすれば、派手なパフォーマンスや
優秀な成績、会社への貢献度に目がいってしまいます。

しかし、一人ひとりが頑張ってくれているから
今の組織が成り立っているのです。

無遅刻無欠勤ありがたいですね。
整理整頓、掃除をサクサクしてくれる。
職場の雰囲気を和ませてくれるムードメーカー、一人いると違います。

「目立たないけど、
当たり前に思っていたけれど、

けっこう重要なことしてくれている!」

という発見をリーダーにはしてほしいのです。

 

「ほめる・認める」の話し方を練習します。面談ロールプレイング風景

 

 

 

 

 

●見てくれているという安心感とヤル気アップ!

人は、認められて安心します。
ヤル気がわいてきます。
元気になります。

見てあげてください。

「いつもありがとう」
と、声をかけてあげてください

上手く回っている職場
スタッフが辞めない職場
いつも楽しそうにプロジェクトが進んでいる職場

そんな職場にしませんか?

まずは「見て、聴いて、話して」みましょう。

出来ていないことをムリに褒めることはありません。

 

あなたが見て、感じたことを感謝の言葉で表してみましょう。

「いつも正確な書類を出してくれてありがとう」
「今期も無遅刻無欠勤で助かっているよ」
「毎朝、掃除をしてくれてありがとう。この間は窓ふきしてくれていたね。きれいになって気持ちがいいよ」

スタッフとしては、当たり前のことをしているのですが、それでもなんか嬉しいものです。

スタッフの気持ちはやわらぎ、話しやすい雰囲気になります。
仕事に対するモチベーションもアップします。

今まで
「面談で何かお小言くらうかな?」

「どうせ、◇◇さんのことしか褒めないんだから」

「パートはただの数合わせでしょ」

なんて思いながら面談室にきたスタッフは
ちょっとびっくりするかもしれません。

けれども、継続しましょう。
今までとは違う切り口で面談を始めましょう。

きっと、社員の皆さんの表情が明るくなります。
ヤル気がアップし、「人財」への一歩を踏み出してくれます。

今日のまとめ

面談は円滑で円満な
職場環境作りに欠かせない

コミュニケーションツール。

面談はお小言を言う場ではない。
「見ている」ことを伝えて
「感謝」のことばを述べよう

 

安心感があるとヤル気がアップします!
新しいことへ挑戦する勇気がわいてきます!

管理職には職場を変える力があります‼

次回は、日々のコミュニケーションのコツです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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ビジネスコミュニケーション ビズコム
﨑野 希実子

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仕事上の感情、思考、意思伝達を意味します。
例えば、
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