2020/06/22
100本記念 中学校編 その2
100本記念 特別編
第二部
昨日に引き続き
中学校編 その2
こんにちは。
本日もお読みくださりありがとうございます。
ホンネで語る人財育成コーチ
﨑野 希実子です。
小学校編、中学校編その1を
お読みくださりありがとうございます。
「なあに?」
というあなた
よろしければこちらもどうぞ♪
https://bizcom-kensyu.com/2020/06/21/middle-school-part-1/
第二部
中学校編
その2
恐怖政治で統治された
家庭に育つと
12歳でありながら
クレーム対応の基礎基本をしっかりと身につけ
絶えず、
「この人の言っていることは
そのまま受け取ってもいいのか?
裏があるのか?」
などと裏を読み、
リスクヘッジを考えるのが癖になり
子どもらしく突っ張っている
同級生を見て、冷ややかに
「なんで、内申が下がるようなことするのかな?」
と思っているような
中学生など
隠していても大人にはバレるようで…
中学校の担任からは
「子供のくせに、何を考えているのかわからない」
と陰口をたたかれていた
ということを人づてに聞いた。
好きな担任だっただけにショックだった。
『やっぱ、ヘンだよね…』
でもね、仕方がない。
普通とは違った育ちをしているので…。
部活もしていたし
好きな人もいたけど
思い出すのはそんなことじゃなく
悔しかったことばかり。
中学校で一番悔しかったのは、
受験したかった高校を受験できなかったこと。
受験しようと思えばできた。
でも、受けて落ちて
私立に行くことはあり得なかった。
もし、私立に行くならば
3年間、特待生を狙わなければいけなかった。
親にそれを強制されたわけではない。
今でいう、
「忖度」
「お金ない、お金ない」
って、ずっと言われてたからな…。
私立と公立
どのくらい金額が違って
どうやったら安く私立に通えるか
全部自分で調べた。
私が行きたかったのはH高校。
大丈夫だとは思ったが
英語が大の苦手だったから
「絶対」ではなかった。
そして、滑り止めの私立。
本当はH高校やK高校を受ける生徒は
I高やY高を受けるのがセオリー。
悲しいかな、
I高とY高の入学金納入締切日は
公立高校の合格発表日の前日…。
おまけに、
I高やY高で特待生を取るには
函館トップ高やH高を落ちた娘と
闘わなければ取れない。
私はそんなに優秀じゃない。
じゃあ、どこなら特待生を狙える?
って考えた。
女子S高しかない…。
何で…私が…。
ということは、
公立もランク下げなきゃ…。
絶対落ちることは許されない…。
だって、
女子Sには行きたくない!
『しょうがない
K高校も学校祭の評判いいし
私服だし、いとこも行っていたし…』
と自分に言い聞かせた。
そんな私の気持ちを
母親は汲んでくれたけど
父親はどこ吹く風…
毎日毎晩遅くまで、
ちゃかぽこ晩酌しながら
TVの音量は下げやしない。
うっすい扉一枚しかないから
勉強部屋に良く聞こえる…。
勉強部屋って言っても
妹と同じ部屋だし
何といっても寒い部屋だった💦
冬場は
室温、4℃~10℃ですよ。
ストーブは足元だけ。
手がかじかんで字が書けないのよ…。
そんな部屋での受験勉強。
そして腹が立つのが
父方の祖母!
我が家に訪ねてきた時
帰り際の捨て台詞が…
「きみちゃん、
高望みしてムリするんじゃないよ!」
だと!!
『ふざけんなよ!
お前の息子の稼ぎが悪いから
行きたい学校も受けられなくて
ランク下げてるんだっつーの!
何が高望みだ!
馬鹿にすんじゃねー💢』
って、叫んだら
少しはスッキリしたかな…。
悔しくて、
その後 母さんと泣いた。
(この祖母は、
決して思いやりで言ったのではなく
嫌みで言ったことは明白なんです。
何故なら、
真っ黒くなったバナナを手土産にもってきて
「きみちゃん、
黒くなったバナナのほうが好きだから持ってきたわ」
とか、言ってもいないことを
平気で言う人だからです)
学校でもあった。
私立高校の説明会は
中学校で行ってくれていた。
自分が志望する
私立高校の説明会会場の
教室へ行き
試験のことや学校の説明を受ける。
気が重かった…。
『ここだよな…』と入ると…
「てめー何しにここに来てんのよ!
おめーの来る場所じゃねーだろう」
「おめーが受ければ一つ枠が減るだろうがよ!
I高かY高の部屋に行けや!!」
久々登場、
小学校のボス女子が開口一番怒鳴ってきた。
どこからか
ブチって鳴った…。
「うるっせー。
好きでくったらどこに来てんじゃねー💢
こっちにも事情があんだよ!
好き好んでくるわけねーだろぅ💢💢💢」
とうとう我慢できなくて
ガッツリにらみつけて怒鳴ったら…
大人しくなりました(o^―^o)ニコ
結局、リスクを冒してでも
H高校を受ける勇気もなく
K高校で受験し
結果をみると
H高校でも合格した点数だったようで…
やっぱり後悔が残ったから
未だに鮮明に記憶に残っているんでしょうね。
私はこの先も
「進学」「受験」
に悩まされるんですよ…。
そのたびに悔しいのは、
「挑戦しなかったから」
失敗を恐れないで
挑戦してみたかった…。
言い訳だけど、
それにはお金が必要だった。
中学生にお金はなかった。
「行かせてほしい」
「受験したい」
とは言えなかった。
父親は「ぜーったい残業しない!」とか
意味不明なこと偉そうに言ってたけど
母親は朝の5時から…
銀行の掃除
会社社長宅のお手伝いさん
親戚の経理手伝い
と3か所、掛け持ちで働いていた。
そんな親に言えないよ…。
だから…
大人になったら
私が親になったら
勉強に関して
”お金がないから…”
だけは言いたくない。
絶対言わない!
と思った。
第二部
中学校編
完
やらないで後悔するより
やって後悔した方がいい!
そのほうが、断然いい!!
本日はここまで
次回は高校編です。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
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﨑野 希実子
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