新入社員が「固定電話恐怖症」にならないようにするには…

「電話が苦手…」
という人は多いと思います。
きちんと対応しないと
「固定電話恐怖症」
になってしまうかもしれません。

そうなる前に…

 

こんにちは!

久々に
ビジネスコミュニケーション ビズコム
ホンネで語るマナー講師

﨑野 希実子

の投稿です。

 

先日…
「固定電話恐怖症」をどうしたらいいか?

というような内容のセミナーを受けたのですが…

 

10分で回線を切りました。

 

 

内容としては…

電話応対がキライな社員が増えてますよね~

伝言がされないとか
どこまで進んでいる内容か
分からないものを受けるのが苦痛とか

取り次いでいい事なのか
ダメな事なのかわからなくて怒られるのがヤダ…とか

相手の名前が聞き取れないから…とか
自分の担当じゃないことをきかれたら困る…とか

そんなこと嫌ですよね…
だからうちのツールを使って楽をしませんか?

 

という内容のセミナーです。

 

 

賢明なあなたなら…

この流れに『???違うっしょ』

と思ったはず…

 

 

そうなんです。

 

そこに「???」がたくさんついたので

これ以上聞いていても…と思い

退出しました。

 

 

 

それらの理由って
きちんと教えていないだけじゃないの?

って感じです…。

 

 

 

「固定電話恐怖症」とは?

文字通り、固定電話に対して
出ることも掛けることも「怖い」と思う
社交不安の一つと言われています。

例えば…

・電話が鳴ると極度に緊張してしまう
・いつ電話が鳴るか気になり、仕事に集中できない
・通話中、簡単な言葉にも詰まってしまう
・通話中、会話するだけで精一杯になってしまい、メモが間に合わない
・動悸が激しくなったり、何を話したのか判らなくなる

など

何が原因?

 

携帯電話やスマートフォンの普及が大きな原因のひとつと考えられます。

 

スマートフォンと違い
固定電話は…

 

 

・誰からかかってきたのか判らない

・こちらの都合にお構いなしで掛かってくる

・早口や癖のあるしゃべり方で聞き取れない

・固定電話に出たことが無い

・自宅に固定電話が無い

・そもそも電話で知らない人と話したことが無い

など…

 

LINEやメールが日常の連絡ツールとなった世代にとって

突然かかってくる電話自体が

嫌悪

の対象にされつつあります。

 

誰からかかってきたかわかるスマートフォンでさえ
「なに?」

と余り嬉しくない対応…

なのに

誰からどんな用件なのかもわからない

得体のしれない電話

恐怖と嫌悪しかないのかもしれません…。

 

どうしたら防げる?

とはいえ…

電話を一生かけずに過ごせるわけもなければ

このコミュニケーションツールは大変優秀なので

使い方をきちんと学べば

得て不得手はあったとしても

「恐怖と嫌悪」

の対象にはならないはずなのです。

 

なので…

手遅れにならないうちに

 

丁寧に基礎・基本から
手取り足取り教えていく必要があります。

昭和人が職場で教えてもらわなくても
当たり前に知っていた
応対用語から
教えていくということです。

 

 

社内でできることは?

なので…

社内で出来ること

知っていることを前提とした教え方ではなく

「電話というものを
全く知らないのだ…」

『もしかしたら、
大嫌いで怖いと思っているかも…』

という前提で教えると
教える側も教わる側も

少しストレスが減るのではないでしょうか?

(本当に…知らないのですよ…
市外局番というものを知らない子が少なからずいます)

 

そして、
ゼロベースというよりも

マイナスから教えていく
くらいの覚悟をもって
教えなければいけない
ので

 

最初の基礎・基本は

プロの研修講師に
頼んだ方が

無難で学習効果も高いと思います。

 

ただ、気をつけてほしいのは…

講師選びですね。

 

今までどんな仕事をしているか?

実績を確認しましょう

勿論、依頼する前には

どのような研修の仕方なのかも確認しましょうね。

 

みんなで挑戦してみよう!!

さて、お知らせですが…

「電話応対コンクール」

というものをご存知でしょうか?

(公財)日本電信電話ユーザ協会主催

電話応対コンクール

毎年、全国規模で行われています。

 

 

第60回目の今年は
札幌が全国大会の会場です。

 

先日
4/1に今年のテーマが公開されました。

「チャンスを活かして、お客様の信頼をつかむ」

 

コロナ禍でよく言われていますね。

ピンチをチャンスに変える!

そのチャンスを活かして
お客様の信頼を得ないことには
お仕事にはなりません…

売り上げにはならないんです。

 

私も今年は指導者として
コンクール出場選手に携わります。

(この3~4年程は携わっていなかったのですが…
その前は、
全道大会や全国大会出場選手の指導をしておりました)

 

緊張しますね~!

正直、勝ち進むと…
指導するこちらも胃が痛くなります…(^^;)

めちゃめちゃプレッシャーがかかります。

 

緊張しますが…
胃も痛くなりますが…

ただ今、
ワクワクしています。

 

何故なら…

電コンに出場する選手が
会う度に成長し、上手になっていくからです。

 

最初は仕方がなく参加している選手もいます。

 

でも、練習を始める前に
「自分は何を目的に参加するのか?」
「自分の目標は何にするのか?」

を考えてもらうことにより

一人ひとりが成長していきます。

出場する全員が
北海道の代表になれるわけではありませんし

実力者ばかりが
参加するわけでもありません。

だからこそ
最初に参加する意義や目的を考えてもらいます。

 

目的・目標を得た選手は
めきめき上達しますよ!

 

電話応対が上手くなるだけでなく
みんなで一つの目標に向かうので

職場の雰囲気が良くなります。

風通しも良くなります。

 

社員の成長と
職場の雰囲気づくり

電話応対コンクールに参加することによって得られるものは大きいです!!

 

ぜひ、参加してみてください!

 

私でよければ
手取り足取りご指導いたします(o^―^o)

 

まとめ

電話応対が苦手なのにはワケがあります。

 

若手社員に、
昭和の常識で指導しても
お互いにストレスが大きくなるだけです。

かといって…

電話応対をさせないわけにはいきません。

 

きちんと教えて育成することで

会社のイメージアップになります。

営業の取り損ねがなくなります。

 

まずは、
恐怖症にさせないためにも

ゆっくり丁寧に教えてあげましょう。
事細かに、
『こんなことまで?』
ということから確認してみてください。

 

ちゃんと教えたら上手になります。

何度か成功したら
電話に対してのハードルも低くなります。

 

「そんなに丁寧に教えている暇はないよ!」
ということなら…

いつでもお声がけください。

電話応対指導が得意な

もしもし検定1級保持者
電話応対コンクール選手指導者の
﨑野までお問い合わせくださいね。

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

 

久々の

ホンネで語るマナー講師
﨑野 希実子
の投稿でした~♬

 

ビジネスコミュニケーション ビズコム
代表 﨑野 希実子

050-5359-0828

 

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