本日は…敬語の間違い探し　

就活生・大学生との面接練習や、
社会人と話していて

「それ、間違っているよ」

という敬語やことわざ、が多々あります。

 

雰囲気で覚えて使っていますね。

 

他の人も使っているので、
それが間違いであることに気づきにくい言葉って…

あなたのすぐそばにゴロゴロしています。

 

そんな言葉を
札幌でオンライン就活塾Pentasを運営している
﨑野 希実子が

毎回１つずつ解説、
使用例を書いていきます。

 

 

正しい日本語
正しい敬語を一緒に学んでいきましょう！

 

 

今日は、よく間違われる

敬語での会話

 

ベテラン社員でも、結構やっています。

あなたはどうですか？

 

【問題】

 

 

ある日の13時
取引先Aの田中さんから電話がありました。

「はい、お電話ありがとうございます。
△△コーポレーション　工藤でございます」

 

「いつもお世話になっております。
A商事の田中です。
鈴木部長はいらっしゃいますか？」

 

「A商事の田中様、こちらこそお世話になっております。

申し訳ございません。
鈴木部長は外出なさっています。

 

15時にはお戻りの予定です」

 

「そうですか。
では、その頃に改めます」

 

「申し訳ございません。
田中様よりお電話がありましたこと、お伝えしますね」

 

「お願いします。では、失礼します」

 

「お電話、ありがとうございました。失礼いたします」

 

 

さて、いくつ間違いがあるでしょうか？

 

 

【解答】

　文言としての

「誤りは４箇所」

 

電話応対者としては、

新人レベル。

 

社会人歴３年以上であれば…

 

もう一歩踏み込んだ対応がほしいところ。

 

 

 

【解説】

 

「はい、お電話ありがとうございます。
△△コーポレーション　工藤でございます」

 

「いつもお世話になっております。
A商事の田中です。
鈴木部長はいらっしゃいますか？」

 

「A商事の田中様、こちらこそお世話になっております。
申し訳ございません。
鈴木部長→部長の鈴木は外出なさって→しております。 います。

15時にはお戻り→戻る の予定です」

 

「そうですか。
では、その頃に改めます」

 

「申し訳ございません。

田中様よりお電話がありましたこと、

お伝え→ 確かに申し伝えます。しますね」

 

「お願いします。では、失礼します」

 

「お電話、ありがとうございました。失礼いたします」

 

 

鈴木部長→部長の鈴木　

身内のことなので、
外部の方に伝える時は謙譲語で表現する。

「鈴木部長」＝「鈴木さま」

と同じである。

 

なさって→しております。
身内の行動なので、
外部の方に伝える時は謙譲語で表現する。

「なさって」は尊敬語。

 

お戻り→戻る 　　　　　　

身内の行動なので、
外部の方に伝える時は謙譲語で表現する。

「お戻り」は尊敬語。

 

お伝え→ 申し伝えます。
身内に伝える行動なので、
外部の方に報告する時は謙譲語で表現する。

「お伝え」は尊敬語。

 

電話応対スキルが「新人」で止まっていませんか？

 

例え、
これができたとしても、新人レベルです。

 

あなたの電話応対…どうですか？

 

勤務年数が長いのに

「気が利かない」
「電話が素っ気ない」

「確認が足りないよね」

 

なんて言われていませんか？

 

それ、意地悪じゃなくて

本当のことかもしれません。

なぜなら、
ベテランならもっとご提案すべきことがあるからです。

 

言葉を尽くす必要があるからです。

 

 

それに気づかず…

 

この程度の電話応対を

「丁寧なのに、何が間違いなの？」

「え？これ以上、どう言えばいいの？」

 

と思ってしまったら…

それは、スキルアップが必要です。

 

一度、電話応対スキルについて見直すことをお勧めします。

 

どのくらいのレベルか知りたい方は

一度、ご相談くださいね。
オンラインでの講習をご提供しております。

 

 

お問い合わせ

 

確認したい敬語や言葉づかい
気になる言いまわし
「こんな時はどう話せばいいの？」

などは
こちらからお問い合わせください。

調べてお答えしますね。

 

一緒に学んでいきましょう！

 

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

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オンライン1：1個別就活塾Pentas

﨑野　希実子

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