2022/09/25
間違って使われていることば集⑧
知らず知らずに使っている失礼なあいづちです
就活生・大学生との面接練習や、
社会人と話していて
「それ、間違っているよ」
という敬語やことわざ、が多々あります。
接客用語だと…
他のお店も使っているので、
それが間違いであることに気づきにくい言葉…
あなたのすぐそばにゴロゴロしています。
そんな言葉を
札幌でオンライン就活希望塾Pentasを運営している
﨑野 希実子が
毎回1つずつ解説、
使用例を書いていきます。
仕事や就活で
恥ずかしくない敬語を使えるようになりましょう!
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知らないで使っている失礼なことば
今日は、接客用語でよく使われている
「なるほどですね」
これ、よく使われます。
特に、
不動産業・生命保険業の方とお話すると
よく「あいづち」として使われています。
これ、間違い敬語です。
そして、
失礼なあいづちですからやめましょう。
解説
「なるほどですね」は、
「なるほど」と「そうですね」
という2つのフレーズが合体して広まった言い方です。
決して丁寧語や敬語ではありません。
同意を示すときは
「おっしゃる通りです」
「はい、そうですね」
「かしこまりました」
がいいでしょう。
よくある会話例を直してみましょう
【悪い例】
「お客さまのご要望ですと、
こちらとこちらの物件が当てはまりますね」
「そうですか…ごめんなさい、残念です。
この物件、広さは良いんですけど、北向きですね」
「あ~、なるほどですね。では、少し遠くなりますが…」
これを直しましょう。
【良い例】
「お客さまから伺いましたご要望ですと…
こちらとこちらの物件はいかがでしょうか?」
「そうですか…ごめんなさい、残念です。
この物件、広さは良いんですけど、北向きですね」
「失礼いたしました。
そうですね、北向きですね。では、あと5分ほど遠くなりますが…」
最近はなんでも、
相づちを「なるほど」で終わらせる傾向が強くなっています。
それをちょっと丁寧に言ったつもりが
「なるほどですね」のようです。
(逆に、失礼度が増していますが…)
(そもそも
「なるほど」自体が、あいづちとして失礼です…)
話を戻します…
1つの言葉で簡単に済ませていると
『この人、気持ちがこもっていないな』
と相手に思われて、信頼を失うかもしれません。
いろいろなシーンによって言葉を使い分けることで、
その人の人柄や知性が見え隠れします。
言葉づかいは心づかい
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
確認したい敬語や言葉づかい
接客用語や電話応対で
「こんな時はどう話せばいいの?」
などは
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調べてお答えしますね。
一緒に学んでいきましょう!
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
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﨑野 希実子
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