2020/07/02

「言わなくてもわかるだろう!常識だろう?」は通じません

部下に休暇の取り方
教えていますか?
「常識だろう?」
は通じません

 

こんにちは。
本日もお読みくださりありがとうございます。
ホンネで語る人財育成コーチ
﨑野 希実子です。

 

そろそろ、夏休みを取る季節ですが…

トラブっていませんか?

 

先日、友人から…

「あのさ、これ どう思う?

休みの希望日提出期限の
1ヶ月を切っているにも関わらず
その上、1週間と言う長期の休みを言ってきた。

しかも入社たかが1年3ヵ月怒り
まぁ今の時代、
勤続年数はああだこうだ言えないが
取らせる方の心情としては生意気だよね。


彼氏とどうのこうの言ってきて
尚更、どうでもいいわ怒り怒り



わが社の7月は繁忙期
だというのに、

なんの考慮も相談もないくせに
5月には予定決まってたとの事で、
もっと早く申請出来なかったのか?

と聞くと
『上の人から聞いてくると思っていた』
と…。

呆れてものが言えなくなった表情ぶんぶん



うちみたいな接客業をしていて
既に繁忙期も経験しているのだから

「わかるだろう?」

という気持ちでいたが
上司からミーティングとかで、
キチンと休み取得にあたっての
「意識」というのを唱える必要性もあるのだと思った。


確かに権利だが
本来、権利というのは義務を果たした者が、
公明正大に受けることが出来るものだ表情ぶんぶん

親が教えることだと思っていたが
今の時代、
会社で社会のルール
というものを教えないとだめなのか?



今の時代、何でも平等と言われているが、
それは本当の平等なのか?


会社に貢献したり
頑張って実績をあげた人が恩恵を受けることが真の平等だ!!
と私は思うが、いかがか?」

と、怒りとやるせなさのこもったlineが届いた

 

 

この時代、賛否両論あるのは重々わかっている
昭和から働いている我々にとって

売り上げも上げていない
勤続年数が浅い
勤務態度も特によくなく
受け身で言われたことしかしなくて
気の利かない娘が

「彼氏と旅行に行くんで~お休み一週間ください~」

とか言われて

「いいね!楽しんできてね♪」

なんて広い心で休みをあげれるほど
低い売り上げ目標で商売はしていない。

と言う彼女の怒りはもっともである…
と私も思う。

しかし、
これを大きな声で掲げるのはマズいこともわかる…。

なので、まずは彼女の怒りを受け止め
会社のルール作りの甘さも気づいていたので…。

 


「今までの暗黙の了解が
通じない世の中だからね…。

滅私奉公しろとは言わないけど、
『どれだけ働いている?あんたまだ、給料分 稼いでないよね?」
っていう輩が 権利を行使ししようとする。

そうして、本来権利を行使していい社員は
その穴埋めで休みを取ることができない…。

どうかとおもう。

しかし、
繁忙期に一週間の休みを
誰にも相談せずに
自由に取れると思わせてしまった会社側にも問題があるよね。

誰も教えていないのが
リスクヘッジとして足りないのだよ…。

あなたの言うとおり、
長期休みを取るときの
大人のルールや配慮は
最初から教えてやらないと、こういうことを言うようになる。

おまけに
休み申請の1か月を切っているにも関わらず…。

組織としてそれはマズい。


接客業に従事するに当たって、

”繁忙期は人手が必要だってことぐらいわかるだろう?”
って思うんだけど、
採用する担当者が
とにかく人を雇えばいいと思って雇うと

「休みは自由に取れる」
「シフト制だから、希望が通りやすい」とかぬかして、

「面接の時に希望が通るって聞きました」
「店長がいいって言いました」
とかぬかす ボンクラを作ってしまうのさ。



だから シフト制だからこそ
ルール作りは必須だよ!

 


接客業の繁忙期にとって
当たり前のことを
当たり前に伝えないと、

「聞いてません」
「知りません」
「教えてもらっていません」

って言われるのよね。


本人の善意に任せるなんて 昭和の話だわ。

「昭和は遠くになりにけり」
ってね…。

昭和の常識は通じないというより
知らないのだから

まず、
しっかりとルールを決めること
なぜ、そのルールが必要か教えること
そして
決めたルールはきちんと守ること

そうすると、
お互いに嫌な思いをしなくて済むし
メンバーの不公平感も減るんじゃない?」

と返信しました。

 

皆さんのところはどうですか?

「常識が通じない」

と嘆くより

教えているかどうかを振り返りましょう。

「あれ?明確なルールがないかも…」

と思ったら
まずはルール作りからです。

 

「どうしたらいいかわからない。
若い子が何を考えているのか
全然わからなくて困っている」

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