2022/06/05

「23年卒の就活内定率58.4%」親御さん ご存知ですか?

23卒の就活内定率は58.4%(5月時点)

「うちの子、まだ内定が無いらしくって…」
「そのうち、いいところがあるわよ」

他人は慰めを言いますが
よく知らない人ほど
耳障りの良いことを言ってくれます。

それに甘んじていると
後で後悔することになるかもしれません。

「就活が上手くいかない原因」TOP3

当てはまっていませんか?

 

よくある落とし穴

就活のアドバイスで

「自分が何をしたいのか?」とか
「好きなことを仕事にしよう」とか

言う人がけっこう居るんですけど…

それって、難しくないですか?

 

そんなアドバイスを受けていたら
キツイ就活が始まりますね…

 

「じゃあ、あなたが18歳や20歳、
22歳の時に何がしたいか分かっていましたか?

いましている仕事って、
その時に思った仕事ですか?」

って、その人に質問したいですね。

 


たった、20年前後しか生きていなくて、
その20年間の内、
きちんと記憶があるのは10年間分くらいで、

自分の将来を考えだしたのなんか
この1~2年だと思います。

いやいや、もしかしたら、

いまこの瞬間かもしれません。

 

だとしたら…そんなこと聞いたってわかりませんよ。

 

そんな昨今の学生事情と合わせて

就活が上手くいかない原因TOP3を届けします。

 

 

①知らないことを知らない

昔、
高校生に向けて
「職業講話」というものをしていました。

高校へ行き

「働くとは?」
「企業が求める人材像」
「学校と社会の違い」

などをテーマに話をします。

 

その時に、必ずした質問があります。

「あなたの知っている、『職業』を3分で書けるだけ書いてください」

 

いくつ、書いてくれると思いますか?

というか、あなたはいくつ書けますか?

 

当時の高校2年生、3年生の書いた「職業」

先生
警察官
消防士
公務員
銀行
マックの店員
コンビニの店員
医者
看護師
病院の事務
スーパーのレジ
パン屋さん
美容室

これらの5~6個です。

10個あげることができたら優秀です。

 

この解答って

「高校生に聞きました」

って言わなきゃ、『答えたのは小学生か?』

と思いませんか?

高校生でも、
自分の身近で、
自分が直接利用していないと気づかないんです。

その程度の意識・知識で何を選べるのでしょうか?

社会への興味関心がその程度なのに、
大学受験をする際には

「この大学ならおまえの偏差値で入れる」
と指導されて、

「そうなんだ」
と何も考えずに進学しても…

大学で何を学んでくれるんでしょうね?

 

 

大学生になったら
もっと、幅広い職業に興味を持っているに違いない!

と思いたいですよね?

そんなことはありません。

 

自分がよく目にしている大きな会社しか目に入りません。

札幌の「これから就活します」
っていう学生に聞いたら

 

民間企業なら…

北電
北ガス
北洋銀行
北海道銀行
ニトリ
ツルハ
アインズ
六花亭
石屋製菓
きのとや
JR北海道
アークス
イオン
とか…

公務員なら…

札幌市
道庁
国家公務員
警察
消防
とか…

 

公務員になると、ザックリですね…

似ていませんか?高校生と

結局は、自分が利用している会社です。

公務員は、
札幌市や警察・消防以外は一括りで「公務員」なんです。

 

なんにも知らないんですよ。
昔より、調べ方が下手になりましたね…。

流れてくる情報をキャッチすることしかしていないので

最近の学生さんたちは
ググることすらしなくなってきました…。

 

そんな知らない状態のまま
就活をしていても上手くはいきません。

「いやいや、そんなことはないでしょう。
就活って企業や職業を自分で調べて行動していくことでしょう!」

って聞こえてきます。

それも、
マイナビ・リクナビ・ワンキャリアに
丸投げなので、自分で探しませんね…。

 

 

②「準備不足で使う言葉・場面・エピソードを間違える」

 

この2つ目は非常に多くいます。

①に引き続き、
「知らないことを知らない:自分編」
という感じです。

 

自分の長所・短所、やってきたこと、
特技、強みなどを書き出して

次のような自己PRをしたとします。

「私はよく、周りから愛嬌があると言われます。
初対面の人とも抵抗なく
コミュニケーションを取ることが得意です。

 ちょっと、早とちりで
忘れっぽいところがありますが、
持ち前の明るさで頑張ってきました!

 御社でもこの明るさを活かして頑張ります!!」

 

という学生がいたとします。

 

 

向いているな…と思う仕事はなんでしょうね?

1.公務員
2.メーカー
3.IT
4.銀行員
5.営業
6.飲食

 

一見、どの職業でも良さそうな学生ですが

よく考えると「早とちりで忘れっぽい」とあります。

早とちりで忘れっぽいのを
直すのではなく、

「持ち前の明るさでがんばっているから大丈夫」

と思っている時点で全部ダメです。

 

例え、
直していくことを考慮したとしても

正確さ、緻密さが必要で、ウッカリの代償の大きさを考えると…

1・2・3・4の面接官は避けると思います。

5・6の面接官は
『ん…どのくらいの早とちりかな?
確かに明るい笑顔がとびきりだ!

 とりあえず次の面接官にも見てもらおう』
となるかもしれません。

 

でも、こういう自己PR
一見、
悪くなさそうに聞こえるので知らないとやってしまいます。

他にも、この事例では改善点があります。

・自己PRの組み立て方と言葉の選び方
・話の具体性
・この強みを活かせる職業を選んでいるか?
・この強みを持つ学生を企業が望んでいるのか?

ということです。

 

特に

「この強みを持つ学生を企業が望んでいるか?」

を間違えて(調べないで)
失敗してしまう大きな要因が…次です。

 

 

③「親の意向」

 

 

本人が「世の中を知らないことを知らない」ので、

親の言いなりになってしまったり

優しい子どもだと
『親に育ててもらった恩があるから、親の希望を叶えたい』

とか思ってしまい…

自分には合わない、
間違った判断をすることがあります。

 

そうすると…これも悲劇ですね。

上手くいって、
順調に会社生活が営めればいいのですが…

 

就活自体が上手くいかないことが多々あります。

そりゃ、そうです。

自分の良さを活かせるのかどうなのか…

自分で選んでいないので、
真剣に調べていないことが多くて

何を聞かれても答えられなかったり…

 

その時は
「地元で有名な企業だから!」と頑張って就活して

 

運よく内定しても
その職場が100点満点ってことはほぼ無いので

その不満が
『ママが良いって言ったのに…全然良くない』とか

『パパが〇〇会社じゃないと、意味がない』
とか言ってたけど…

結構、旧態依然でどこがいい会社なの?

とか…

そうすると、困難にぶち当たった時に
『頑張れるのかな…』って心配になります。

 

③は勿論のこと…

①と②は特に気をつけてください。

 

まとめ

就活が上手くいかないのには訳がある

  • 知らないことを知らない
  • 準備不足で使う言葉・場面・エピソードを間違える
  • 親の意向にがんじがらめ

 

思い当たる節がありましたら
すぐに行動しましょう。

 

個別相談を承っております。

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本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

 

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