間違って使われていることば集⑦

よく間違って使われる接客用語です

 

就活生・大学生との面接練習や、
社会人と話していて

「それ、間違っているよ」

という敬語やことわざ、が多々あります。

 

雰囲気で覚えて使っていますね。

接客用語だと…

他のお店も使っているので、
それが間違いであることに気づきにくい言葉って…

あなたのすぐそばにゴロゴロしています。

 

そんな言葉を
ビジネスコミュニケーションビズコム
を運営している﨑野 希実子が

毎回1つずつ解説、
使用例を書いていきます。

 

﨑野も敬語は難しいと思っています。

だからこそ
日々、学んでいきたいですね。

正しい日本語
正しい敬語を一緒に学んでいきましょう!

 

 

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接客の場面で

よく間違って使われていることばです。

 

 

 

「お間違いございませんでしょうか?」

 

 

 

これ、間違っています。

 

これが敬語として妙なことに
気づかないこと自体が

「マズい」状況である…

と認識してください。

敬語を勉強し直すことをお勧めします。

 

 

解説

「それでは、ご注文を繰り返します。
Aランチ1つ
Bランチ1つ
食後にコーヒーを2つで…

お間違いございませんでしょうか?」

 

 

これ、誰の何に対して確認しているのでしょうか?

「お客さまの注文はこれでいいんですよね?間違って注文していませんか?」

 

っていうことですか?

 

それとも、

「私の承った、お客さまからのご注文はこれで間違っていませんか?」

 

という意味でしょうか?

 

 

お客さまの何らかの行動
に対して確認したいのであれば

 

「〇〇で、よろしいでしょうか?」

「こちらでしょうか?」

 

がいいでしょう。

 

 

 

自分の何らかの行動
についてお客さまに確認してもらいたいのであれば

「間違いございませんか?」

「ご確認くださいますか?」

 

がいいでしょう。

 

 

「お間違いございませんでしょうか?」って誰になんのことを確認しているの?

 

「お間違い」は敬語表現です。
なので、相手の行動に対して使う言葉です。

 

ですから、
自分の行動に対して

「お間違い」

を使うことは間違いです。

 

そして、

相手の行動に対して「お間違いございませんか?」というのは

 

「あなた、それ、間違っていないかい?本当に正しいの?」

と指摘しているようなものです。

それって、どうでしょうね?

 

『あなたが間違っていないって言ったんだから、
これが違ったとしても私は悪くないよね。

 ちゃんと確認したよ。あとで文句言わないでね』

 

という雰囲気さえ感じます。
(そうではないと思いますが…)

 

 

大変、キツイ物言いに聞こえてしまうので

社員教育の行き届いているお店では
聞いたことがありません。

 

 

あなたのお客さまは誰ですか?

 

接客業であれば…

どのようなお客様が自分のお店にご来店なさるのか?

 

自分のお店の単価はいくらなのか?

 

代替えのきく「モノ」を売っているだけなのか

 

「モノ」を介して
「そこでしか経験できない、体験・感動・空間」を提供しているのか?

 

それを提供できるスタッフを育てているのか?

 

 

言葉づかいは心づかい

 

 

間違っていることばに対し

何の違和感もなく

他人が使っていることばに
なんの疑問もなく真似て使っているようであれば

問題ですね。

 

 

ビジネスマナーを超えた

「接遇」

を大切なスタッフに教えていきましょう。

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

 

確認したい敬語や言葉づかい
気になる言いまわし
「こんな時はどう話せばいいの?」

などは
こちらからお問い合わせください。

調べてお答えしますね。

 

一緒に学んでいきましょう!

 

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本日も最後までお読みくださりありがとうございます。

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﨑野 希実子

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